中小企業診断士は長丁場なので、やみくもに取り組むのではなく、戦略的に勉強を行う必要があります。

この内容までは無料でも入手出来る範囲なのですが、方向性を間違えて1000時間が無駄になると考えると恐ろしいので、ざっとまとめてみました。

企業経営理論

経営コンサルの根幹でもある内容

  • 経営戦略論
  • 組織論
  • マーケティング

に分かれます。

特徴

  • 単純な知識問題は少ない
  • テーマが広い
  • 二次試験との関連が高い

ポイント

  • 思考力を身につけるために具体例と合わせて覚える
  • 体系化する
  • 過去問の形式になれる
  • 難問は捨てる
  • 重点分野と流す分野を決める

経営戦略論

  • 企業戦略(成長戦略) 多角化、経営資源
  • 事業戦略(競争戦略) 競争優位、差別化
  • 技術戦略(MOT) イノベーション 製品アーキテクチャ

組織論

  • 組織形態
  • 組織関係論
  • 組織活性化
  • 労働関連法規
  • 基本的な知識問題を確実に。
  • 労働関連法規は深入りせず4割目標。

マーケティング論

  • プロモーション戦略 販売促進 PR
  • チャネル先着
  • 製品戦略など
  • 単純な知識問題が多いので、ここで得点を稼ぐ。
  • 内容の理解のため、具体例に置き換えて学習する

財務会計

重要な経営資源 資金 に関する。

経営を数字で診断するスキル

計算問題が多い(1次は電卓不可)

特徴

  • 二次に深く関連する。
  • 二次合格のためには、もっとも大事
  • 得意にならなれけばいけない科目。
  • ネタ→経営指標を人の性格に置き換えて説明できないか?

ポイント

  • 基礎から順番にマスターする
  • 過去問の計算問題をひたすら練習
  • 二次でも出題される計算分野

アカウンティング

  • 財務諸表や簿記知識
  • 経営分析
  • キャッシュフロー計算(間接法・直接法)
  • 原価計算・簿記

対策

  • 簿記の基本を学んでから、計算練習をひたすらやる
  • 経営分析とキャッシュフロー計算書は二次関連する

ファイナンス

  • 投資評価
  • 株価の評価指標

ポイント

  • 投資評価の手法と計算方法
  • 資本コストはCAPM WACCは最低限マスター
  • 株価の指標は、覚えて得点源に。
  • デリバティブなど高度な分析は深入りしない

運営管理

  • 生産管理と販売管理
  • 現場の管理知識が必須
  • 覚える知識の範囲と量が多い

特徴

生産管理は生産技術、販売管理はマーケティングに深くかかわる

ポイント

  • 深入りせずに、体系や概要を理解
  • 具体的な現場のイメージを身近に置き換える
  • 過去問になれる

対策

  • 基本問題を確実に正解する
  • 生産管理の用語は定義と用語を覚える
  • 範囲広いが、基本的な問題が多い

経営情報システム

  • 得意不得意が分かれる。
  • ・情報システムの基礎技術
  • ・経営情報管理
  • ※二次では、技術的ではなく、情報システムの活用方法が出てくる(広く浅く出る)
  • 狙いを明確にする
  • 高得点、合格点、足切り回避
  • 頻出ポイントに絞り、理解する部分とキーワード暗記を使い分ける。

特徴

  • インターネット絡み(セキュリティやハードウェア、os)
  • データベース(SQL言語 TCP/IPプロコトル)

ポイント

  • 基本的な仕組みは、図で理解
  • 今日的な用語の概要は、抑えておく

全体像・分野別対策

  • 開発方法論、開発手法などは学習しておく
  • 経営における ウェブやシステムの活用方法を抑えておく

経済学・経済政策

  • 最初の試験科目
  • 数式・理論的な内容が多い
  • ミクロ経済学とマクロ経済学
  • 二次には関与しない

ポイント

  • 数式はグラフで理解
  • 具体例に置き換え、試験に出る箇所を中心に。

全体像・分野別対策

ミクロ経済学

  • 需要と供給 
  • 市場均衡
  • 不完全競争
  • 市場の失敗
  • グラフ問題が多い
  • グラフを書きながら理論を説明できるようになっておく
  • 基礎理論を抑えてから過去問する

マクロ経済学

  • 国民経済計算 GDPなど
  • 財市場 貨幣市場 労働市場
  • 主要経済理論 貨幣数量説、国際収支、マンデルフレミングモデル
  • グラフ問題が多い
  • グラフを書きながら理論を説明できるようになっておく
  • 基礎理論を抑えてから過去問する

経営法務

  • 企業経営に関連する法律の内容
  • 基礎的な法律知識→経営者と専門家の橋渡しが出来る最低限の知識
  • 頻出分野が明確
  • 知的財産権と会社法で7割
  • 民法(契約)、倒産法、消費者関連の法律

特徴

  • 知的財産権
  • 特許権、商標権、意匠権、著作権
  • 会社法
  • 株式会社の機関設計、設立手続き
  • その他
  • 契約(民法)
  • 基礎知識があれば解ける

ポイント

  • 知的財産権と会社法に注力
  • 暗記が多いので、表に整理して覚える

中小企業経営・政策

中小企業に特化している

・中小企業経営

・中小企業政策

暗記量が多い科目

特徴

中小企業経営は、毎年変わる白書から出る

中小企業政策は、様々な支援施策

ポイント

  • 試験に出そうな所だけを覚える
  • 暗記ツールを活用
  • 暗記は直前に集中的に行う

中小企業経営

前年の中小企業白書に掲載さえている統計

・企業数(業種別)

・開業・廃業

・その他テーマを構成する統計

推移・比較・割合などが多い

白書の全体のストーリーを抑える

・グラフのタイトルを確認

・ストーリーのポイントになる統計

よく出題される統計

・政府関連

・業種別比較(特に製造・小売り・卸売り・サービス)

・変化・傾向をつかむ。(増加・減少)

中小企業政策

中小企業/小規模企業の定義

 →ここ100%出る

金融サポート関連(融資・信用保証)

経営基盤の強化関連の施策

施策は、要件・制約、実地主体などを整理して、表などで覚える。

二次対策

組織(人事含む)の事例

マーケティング・流通の事例

生産・技術の事例

財務・会計の事例

平均60点以上で、どの科目も40点以上であれば合格

明確に答えのある「財務・会計」が一番大切。

二次試験の戦略

・熟考出来る時間がない

・かなりの速度で回答する必要があるので、手順化しておく必要がある

・採点の基準が分からない(模範解答がまちまち)

■基本戦略

どのような出題意図、採点基準でも、40点以上取れるようにする。

「すばらしい」回答よりも、「安全な」回答

→出題意図の読み違えのリスクを回避

方法

・知識よりもロジック(与件分の材料を使う)

・手順のパターン化

・複数の採点基準を想定した安全な回答

■よくある失敗

・与件文に自分の経験や知識をプラスしてしまい、出題の意図とずれてしまう

・問題文の指示をよく読まずに、隠れた制約条件を読み飛ばしてしまう

・ロジックが不正解/不明確

ロジックを明確にして回答に記載する。ロジックマップによる学習が便利。

まとめ

戦略だけでだいぶお腹いっぱいになりました。

だらだらと書いてしまいましたが、せっかくなので日々のノートを発信するということで、ノートテイキングの練習も併せてやっていきたいと思います。

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